新年一回目の更新です。今年はコツコツいろいろ作る、実力養成の年にしようと思います。変わらずよろしくお願いします!さて、2/23〜3/24日、3331 Arts Chiyoda内、アキバタマビで開催される「BIOART.JP ー バイオメディア・アート展」に音響植物画を出展し…
先日の展示の会期中に、作品の参考になりそうだと二冊の本を紹介してもらった。別々の方からの紹介だったのだが、両方とも「空想上の生物」を緻密に描いた本だったという共通点がある。僕の作品がそういうものだったから当たり前といえばそうなのだが、自分…
電化美術に出展したもうひとつの作品、The Polyの写真をきれいに撮り直した。会場は光が足りず記録写真的なクオリティしか出なかったので、明るいmiimiで腰を据えて撮ったら、だいぶよく見えるようになった。嬉しい。展示会場では、「ドット絵やローポリゴン…
第二回電化美術展、無事終了しました。いらしてくださった方ありがとうございます。今回もアットホームな雰囲気の中、なかなかの盛況でした!このブログでもたびたび取り上げてきたSound Floraと、ドット絵やローポリゴンを実体化したThe Polyという二つの作…
展示まであと少し。今日は会場で配る作品説明を書いた。昨日は板を大量に切ってもらう発注をした。図鑑のテキストも書かなきゃな。画像は三角シリーズのミドリバージョンです。(この写真だと色がちょっとおかしくなってる)これも展示が終わったらテーマ見…
今日一日ずっとこれを描いていた。第二回の電化美術の展示まであと二週間。追い込みに入ってる。間に合うかな〜会場では、こんな感じの細密画に加えて、図鑑のような解説テキスト、さらに前回上げてたような植物標本をセットにしてびっしり展示するつもり。…
二つ目の音響植物のスケッチ。ビカクシダをベースに、木の枝などに着生する大きな壷のような植物を考えている。外側に見えるキャベツのような外殻葉の内側に、硬化した共鳴葉が収納されている二重構造。共鳴葉は球状の空間を持っており、そこには常に水が貯…
音響植物のスケッチに現実味を持たせるために、いろいろな植物のサンプルを拾い集めている。小さい頃から木の実を集めるのが好きだったので、大人になってもやっていることはほとんど変わっていない。この写真にある中で、上半分に写っているものは今まで集…
いい景色を探しています。別に名所旧跡でなくとも、なんとなく雰囲気の良い場所をいっぱい知っておきたい。フィルムカメラを持つようになってから、これいい景色だなーと思ったら写真を撮っておくようにしている。だいたい同じ場所でiPhoneでも撮るので、位…
昨日から今日にかけて、陶器の町、多治見に遊びにいってきた。たつまくんという友だちが作陶の勉強をしているので、仕事場を見せてもらい泊めてもらおうという魂胆で出かけていったのだが、ものすごく良い場所だった。元々は作家の住居だったという、陶芸学…
今日はmiimiの搬入/オープンがあった。楽しかった!だけどちょっとまとめるのが大変なので、あえて別のことを書きます。ろうの型取り実験を繰り返して、だんだんきれいに複製できるようになってきた。当たり前のことだけど、失敗を繰り返すとだんだんよくな…
三連休でまとまった時間ができたので、12月頭にある電化美術の展示に向けて型取りを始めた。この間作っていた木のポリゴンを形取ってたくさん複製することで、手間を省きつつボリュームを出してみようと考えている。ロウは油絵具で着色できるらしいし、カラ…
タイトルの通り、このブログの新しいロゴを作った。前回のもののマルチカラーを受け継ぎつつ、今度はタイポグラフィとしてよりビシッと見えるような感じにしてみたつもり。なっているだろうか。また、ステンシルができるようにそれぞれのパーツをちまちまと…
植物園で見たディテールを思い出しながら、音の出そうな植物を想像していくつも絵を描いている。ずっと前から考えていたアイデアの一つに、「弦が張ってある植物」があるんだけど、なかなかそれっぽい絵を描けずにいた。以前描いた絵は描き込みはしたものの…
標本のことが気になっている。ガラスと木でできた箱に収められた植物や鉱物、動物の骨格の周りに漂う、空気の流れがぴたりと静止しているような雰囲気。あれが気になる。自分の作品に関わるということもあって、最近標本をよく見る。その度に気になっている…
植物園その2、写真編です。温室の中はみっちり植物に覆われていて、さんさん日が照っていてもかなり暗いところもある。直接の日差しではなくガラス一枚隔てているためか、常に明るいようで薄暗いような不思議な雰囲気が漂っている。この日は温室の中を二周し…
次の電化美術展と、冬の展示に向けて、植物テーマの作品の構想を練り直している。(以前、欲しくなるサウンドプロダクトという題でいくつか載っけていたものです)冬の展示は、バイオアートという分野をいろんな角度から覗くという、かなりエッジのきいた(…
旅行のときに手軽に持ち歩けるフィルムのカメラが欲しいなあと思って、オリンパスのXAを買った。1979年のカメラなのでもちろん中古。このカメラはものすごく小さいし、見た目もなかなかヘンでかわいいのだ。レンズキャップがついていない代わりにスライド式…
プロダクトデザインをやっていていいなと感じるのは、自分がデザインしたものが誰かのところに届き、その人の生活を支えることができるというところだ。言い換えるならば、ものを通して知らず知らずのうちに誰かとコミュニケーションできるということ。そう…
Make Ogaki Meetingに出すものがようやく形になった。(お知らせしてませんでしたが、電化美術はMOMに出展します)やっぱりものを作るのは楽しい。木はその中でもかなり好きな素材だ。独学ではあるけど、ちょっとずつ作るものの完成度が上がってくるのが分か…
手でものを作るのは難しい。 久々に木を扱ってみてそのことをはっきりと思い出した。普段会社で絵とCADを使ってものをデザインしていると、いかにもサクサクとものが作れるような錯覚を起こすのだが、リアルな世界はそんなに甘くない。今作っている形は比較…
次は木で作る。とりあえず無垢削りだしじゃなく合板で作るよ。
前回更新したポリゴンぽい形の制作には、〆切があるのです。八月のMake Ogaki Meetingに、電化美術としてものを出す予定なので、開催の8/25までにはばっちりできている必要がある。既にあと一ヶ月を切っているのだ。できるかな。この前の展示に出したものは…
ポリゴンのかたちを引き続き作っている。まだCADデータしかできてないので、これからまた紙を切って組み立てる。今回はかたちに先行してグラフィックも作っている。これ(↓)をかなり真似てみた。http://blog.iso50.com/http://www.designboom.com/weblog/ca…
「日本の風土、価値観をデザインに反映させる」とてもよく聞く売り文句の一つです。この列島で育んできた簡素かつ豊かな文化を現代に合うように再構成し、暮らしに取り入れる。それはどんなに素敵だろうと考えるデザイナーは多いんじゃないか。しかし、みん…
昨日6/2(土)、お台場の未来館で開かれたMaker Conference Tokyo 2012に行ってきました。http://makezine.jp/Makeやオープンソース文化に関わるいろいろな方が集まり、それぞれ持ち寄ったテーマを熱く語るという内容。お題は多岐にわたり、現在のシーンの状…
文章を書くことはむずかしい。デザイナーにとってもっともパワフルな伝達方法はビジュアルだと信じていますが、一番みんなに通じる方法は文章なのではと思うこともよくあります。ビジュアルを操るデザイナーも、いろんな人に自分の考えをスムーズに伝えるに…