ふしぎデザインブログ

デザイン事務所「ふしぎデザイン」の仕事やメイキングについて書くブログです。

2012-01-01から1年間の記事一覧

ローファイな花器制作中

これが、こうなって、こう!ロウを使った型取りがようやくうまく行って、テンション上がり気味です。あとは色かな。クレヨンを使って着色する方法がけっこう一般的なようだけど、実験してる時間あるだろうか。顔料を使うにしろ染料にしろ、100均で鍋を買って…

コンピュータによる原始

前回のポストで言っていた「コンピュータによる原始」とは、要するにこういうことです。ほとばしる8ビット感、バキバキの面、そしてサイケな色使い。もっと掘ってみよう。 シビレる!!!

展示 "電化美術"に参加します

このたび、「電化美術」という展示に参加させていただくことになりました。http://www.facebook.com/denka.artsインターフェイスを中心とした若手デザイナーが集まり、いろいろと面白い作品を出し合う展示です。5/26〜27日、大阪の阿倍野長屋というスペース…

サウンドプロダクト9 フォルムのスケッチ

もうそろそろ絵じゃなくて作らないと!

タダCAD その3

タダでCAD造形をアウトプットする方法、その3です。その1、その2はこちら。前回、Sketchupを使ってお椀型をひらきにしたので、今回は紙に印刷し、折って形を組み立てます。1 展開図を整えるまず、Sketchupからエクスポートしたstlファイルを、印刷に適したai…

タダCAD その2

タダでCAD造形をアウトプットする方法、前回の続きです!作りたい形をバキバキにしたstlファイルができたら、次はそこから展開図をつくります。今回の使用ソフトはgoogle sketchup、さらにunfold toolとsu2stlというプラグインを使います。1 使用ツールの準…

サウンドプロダクト8 情報の解像度

情報が詰まっていて、美しいだけではなく伝達メディアとしても優れている絵に憧れます。サウンドプロダクトを進める上で描くスケッチにおいても、見るほどにいろいろな情報が伝わるような絵をめざしています。ものの形や質感だけでなく、絵に乗せられる情報…

タダでCAD造形をアウトプットする方法 1

パーソナルファブリケーションというものをやってみたいけど、身の回りにはレーザーカッターも3Dプリンタもない。なので、できるだけお金をかけないで、パソコンで造形したものを現実世界にアウトプットする方法を考えました(と思ったら、Fabcafeのwebに同…

デザインスケッチってなんだっけ

草野くんのブログのポストを読んで、ものすごく共感しました。プロダクトデザインと、それを進めるためのスケッチについてとても鋭い考察を展開しています。まず読んでください。その内容をふまえて、デザインスケッチについて僕も考えてみることにします。…

サウンドプロダクト7 堺の材木屋 サンセイ

もう先週のことになりますが、木工本番用の材料を買いに堺に行ってきました。上野芝駅からしばらく歩き、まっすぐな道が目立つ閑静な住宅街の中に、目指す材木屋さん、サンセイがあります。僕のような個人に対して、ケヤキやサクラ、タモなどの広葉樹材を売…

サウンドプロダクト6 - 想像上の植物を描く

前回までは木工でしたが、今回は絵です。今まで作って来たものが、木に実っている姿をスケッチしています。ありもしないものを想像して描くのは楽しい。プロダクトデザインのスケッチも同じかも。想像上の植物を魅力的に描いているものとして思い出したのは…

欲しくなるサウンドプロダクト5

前回の続き、ボンドで二つの材を貼り合わせました。 下の材はまだ四角いままなので、上の板に合わせてノコギリで切っていきます。 だいたい形になったところで、のみとごっつい棒ヤスリを使って底面を削ります。大まかな形の完成。ここからは仕上げです。ペ…

欲しくなるサウンドプロダクト4

近くの刃物屋さんに研ぎをお願いしていた道具を引き取ってきたので、いよいよ木工作業に取りかかります。いきなり本番に取りかかって失敗すると材料がもったいないので、まずはミニチュア形状モデルを作ることに。形は前回のものと同じです。この鉋、大学一…

欲しくなるサウンドプロダクト3

さっぱり更新していませんでしたが、「欲しくなるサウンドプロダクト」製作中です。テーマは、「音を受粉する植物の種子をデザインする」植物は、通常花粉によって遺伝情報を交換しますが、それを音で行う。この植物たちは、花粉の代わりに音を放出し受容す…

Panamarenko

パナマレンコ(1940〜)ベルギーのアーティスト。飛行装置や車など、現代の機械をモチーフとしながら、ぎょっとするような生々しさを持った作品を作り続けています。この人の面白いところは、作品を「機械をモチーフとしたオブジェ」としてではなく、「本気で…